普段、Pocketというサービスを使っています。
Pocketは簡単に言えばWebページをストックしていくサービスで、Xやはてなブログなどで見つけた有益な記事を、読んだ上で後から見返すために保存したり、その場で読まずに後で読もうと思って保存したりといった使い方をしています。
Pocketは他の機能としてWebページの推薦などもしてくれるようですが、そちらはほとんど使っていません。
PocketはChrome拡張が提供されていて、キーボードショートカットを使って保存できるのが便利です。
保存した記事を読むときは、Pocketにアクセスして、リストの中から目的の記事を探して閲覧していきます。
しかし、記事を読むときに不便を感じることがあります。
まず、一見何か分からないものが紛れ込んでいる点です。
言葉で説明するよりも、実際に画面を見てもらうほうがわかりやすいかと思います。
タイトルやアイキャッチが出ているものは分かりやすいですが、タイトルがURLのパスの一部だったり、そもそもタイトルもドメインも見えなかったりするものがあります。
これでは「後で読もう」と思っても、その記事に辿り着くためのヒントがなさすぎて困難です。
目的の記事を見つけてクリックすると、その記事に遷移します。
ところが、記事に直接遷移できる場合とPocketのリーダー画面に遷移する場合の2種類が存在します。
リーダー画面の説明のために、自分のZennの記事をPocketに保存してみました。
本当はZennの見慣れたUIで表示されることを期待しているのですが、この画面が挟まるとView Original
のリンクをクリックしないとZennに到達しません。
この1アクションが手間ですし、そもそもPocketに保存するときの記事の見た目と、Pocketから開いたときの記事の見た目が異なるので認知に時間がかかってしまいます。
Chrome拡張で記事を保存したときにポップアップが表示されます。
ここでタグを入力することで、記事の分類ができてPocketを整理しやすくなります。
しかし、Pocketに保存するシーンは移動中なども多いのでタグを入力することすら手間になります。
できれば自動で振り分けて欲しいなと思っています。
上記を踏まえて、自前でアプリケーションを作ろうと考えています。
もしかしたらニーズにぴったりなものがあるかもしれないのですが、作ってみるのも面白そうです。
もしオススメのものがあれば教えていただきたいです。
とりあえずリポジトリだけは作ったので、こちらで開発を進めていく予定です。
https://github.com/hytkgami/clip
ざっとアイデアを書き出してみたものがこちらです。
フロントのUIなどはまだ決めておらずこれからです。
取り急ぎ、裏側から作っていこうと思っています。
PocketにはDeveloper APIがあるようなので、過去に保存した記事は少しずつ移行していきます。